RedHat Enterprise Linux 4 にOracle10g をインストールしようとしてどはまりしたのでメモ。
別にたいしたことじゃないんだけど、Universal Installerを実行すると、以下のWarningと共に文字化け。
Warning: Cannot convert string "-watanabe-mincho-medium-r-normal--*-140-*-*-c-*-jisx0208.1983-0" to type FontStruct
LANG=C で実行すれば普通に英語表示されてインストールできるんだけど、それじゃ問題の解決になってないので調査した。
どうやら昔のRHELとかではもともと渡辺フォントという日本語フォントが使われてたみたいなんだけど、それが日立製のフォントのコピー品だったらしく、RHEL4とかではパッケージから外されているらしい。
参考:
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/LIN/NEWS/20030624/1/
んで、Oracle10gのjreは、それを入ってるもんだと思って構成されてるらしく、上記のWarningになったしだい。
というわけで、jreの中の設定を変更してインストールすると無事回避出来ました。
以下手順
1.
[Media_mountpoint]/database/ を /tmp/ とかにコピー
2.
database/stage/Components/oracle.swd.jre/1.4.2... 以下に格納されてる filegroup2.jar を unzip で展開
3.
展開した中にある font.properties.ja を font.properties.ja.Redhat3 とかでリネーム(4がないので)
4.
再度zipで filegroup2.jar として圧縮
5.
runInstaller を実行
これで上記の「watanabe-mincho が無いよ」的なWarningが出なくなり、文字化けもせずUniversal Installer が使えました。ちゃんちゃん。