ちょっと前のニュースだけど・・・
Googleインデックスから削除
サイバーエージェントと関連会社が運営するWebサイトの一部が、Google検索のインデックスから削除されていたことが、3月29日までに分かった。 ITmedia
検索エンジンの存在はWebの閲覧において非常に大きな役割を果たしている。数十億超の世界中のWebサイトから自分の求める情報を得るには、その存在は不可欠なものだ。当たり前の話ではあるが、検索対象から除外されてしまうと、そこではその情報を検索することは出来なくなる。
我々は日々それを利用し、価値の高い情報を検索する。情報の発信者は、自らの情報、サイトを検索・閲覧されることでなんらかの利益を生み出す。
検索エンジンが特定のサイトを検索対象から除外するという行為は、この構図に依存することがいかに危険なものであるかを示しているように思う。
極論じみてはいるが、検索エンジンの淘汰が行われ、いくつかのサイトが利用者を一手に引き受けるようになった暁には、検索エンジンが「検閲」により情報を操作することが可能になる。
CGMなんて言葉でもてはやされてはいるが、自由で平等な開かれた世界は、意外と脆いものなのかもしれない。