いろいろ出来すぎるってので元々問題視されてはいた Firefox の拡張機能 Greasemonkey なんだけど、ユーザー作成のスクリプトでちょっと小火があがったみたいだ。
Amazonアソシエイトのtakochu04-22って何?
Greasemonkey 用のスクリプトで、Amazon のアソシエイトIDが不正に書き換えられていた、ってのが事の始まりらしい。ちなみに、スクリプト作者側は「置換のコードのバグでした。テヘ。」みたいなことを言ってて問題は一応解決をみたんだけど、それだけでは終わらない感じもある。
上記のブログには
結局のところ、FireFoxは「プログラマ以外立ち入り禁止」の世界か なんてことも書いてあって、ちょっと残念な感じだ。
今回みたいな小さなスクリプトから発展させるような話ではないかもしれないけど、『オープンソース』っていう文化のレベルってすごく高いものだと思う。個々のモラルによって秩序が形成される世界なんて、少なくとも現実じゃあまり聞かないわけだし。
誰かが善意で作った便利なものを、みんなが無料で使えるってのはすごく理想的な世界で、技術者だけじゃなくて一般の人たちも作ったり使えたりなんてしたらこの上ない。
だからこそ、
ソースを読めない人はgreasemonkeyを使ってはいけないなんてのを見ると勿体無い気がして、『検証結果を見てから使いましょう』くらいに啓蒙しておいて欲しい。
まあなんでもかんでも信じて使っちゃうのも危ないんだよ、という話はあるにせよ。
ただ
コード一行怪我一生 にて指摘されているように、作る人は信頼を失墜させることのないようなコードを書いて欲しい。