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ASIMO
b0009514_0312866.gif ASIMOの生みの親、本田技研の広瀬氏の講演があったので行ってきた。





 テーマは、「『ASIMO』開発とホンダのモノづくり」。

 ASIMO開発者の講演ということで注目度も高いようで、参加者は本会場だけで1000人以上。映像中継を行うサテライト会場もあり、実際はさらに多かっただろう。

 ASIMOのこれまでの開発の経緯と、今後の展開が主な講演の内容だった。

 2000年11月に発表されたASIMOだが、その始まりは1986年だった。ホンダに中途入社した広瀬氏が、その数日後に上司から「アトムをつくれ」と言われたのが始まりだったという。開発は機密ということで、窓のない鍵のかかる部屋に押し込まれ、それから20年間ひたすら二足歩行ロボットの研究をしてきたという話だ。

 開発の経緯はまあ苦労話だったわけだが、視覚センサーについての話は面白かった。ASIMOの視覚センサーは、今でこそ人の目の位置についているが、元々は肩の高さ程度の位置にあったそうだ。それが最も効率的な位置だったからだ。

 ただそれを役員に見せた所、「こんなもの人型ロボットじゃあない。作り直せ。」と怒られたそうだ。人のパートナーとして共存するには人の形でなければ駄目だ、ということだったらしい。技術や機能だけではなく、根底にある「コンセプト」にも妥協せず、ASIMOは作られているのだ。

 結びとして、産総研の金出氏の「素人のように考え、玄人として実行する」という言葉が引用されていた。「もっとこうだったらいいのに」という想いに対して「無理だ」と言ってしまうのではなく、どうにかこうにかそれを実現する為に(業界は違えど)我々プロがいる、ということだ。

 実のある話を聞かせて頂いた。

参考
ASIMO OFFICIAL SITE
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by tkt33 | 2006-06-23 01:48
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