先日行われた『
ワッチミーTV勉強会』に参加してきた。
全体のディスカッションに関しては
こちらにて報告されているので、全体のディスカッションの前に行われていた、グループディスカッションに関してを簡単にまとめてみた。
ワッチミーTVの収益機会
・広告モデル
-キャンペーン型(個人に動画CMを作らせてみる、とか)
-コンテンツ連動型広告
-CM=コンテンツ
・映像販売
-プロダクション化による映像素材の販売
-映像パッケージ販売
・ユーザー課金
-オーディション
-コンテンツ配信(有料コンテンツ、携帯電話)
事業展開
・インターネットを利用しない層を含めた展開
-映像パッケージ販売とか
・広告モデルの強化
-コンテンツ連動
-動画CMを作らせる
まとめと感想
広告モデルに関しては、他グループと似たようなことを話し合っていた感じだった。うちのグループでちょっと面白かったのは、インターネットを利用しない層へのターゲッティングという話。動画共有に限ったことではなくて、ネットビジネスの話の中で「ネットを利用しない人へ」という話も出来ると、そこから新しいチャネルが広がっていく可能性があるわけだ。
グループディスカッションもさることながら、全体の議論もなかなか熱い感じで進んでいった。「こうしたら稼げまっせ!」みたいな事業展開モデルも出来上がっていって面白かったんだけど、残念だったのは「どう稼ぐか」な話ばかりで、「動画共有事業のミッションて何?」みたいな話があまり出なかったことだ。会社の目的って何?お金を稼ぐこと?いや、そりゃそうだけど違うでしょ。というあれ。
チミンモラスイさんで「なにかこう利用者側の視点が落ちてしまったんじゃないの」という感想もあげられていたけど、それに近いものはあって、ワッチミーを利用すると何が便利なのか、どう幸せになれるのか、ビジョン(夢物語?)みたいな話も欲しかったなあ、なんて帰りの電車で考えた。
googleにしろyoutubeにしろmixiにしろ、もともと確たるビジネスモデルなんてなかったわけで、ガレージで始められるようなネット企業の各々の黎明期は夢を語るくらいでいいんじゃないの?
と、いうのはダメですかね。
---その後の追記
モンバーバラの獅子舞さんにて
>おいおい、つまんねーテレビなんかよりも
>みんなもっとインターネットにワクワクしようぜー
なんて話が。
そんな気もするなあ。
『ユーザーに焦点を絞れば、「結果」は自然に付いてくる。』
ってGoogleが言ってたけど、もうとことんユーザビリティをつきつめて考えてみて、「ワッチミーはCGMの魁としてあえて人柱になるのだ!」みたいな事業展開のほうが成功に近づいたりして。
急がば回れって言うしね。