放送と通信と日常と
by tkt33
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進む Semantic web
 Web上の情報は既にフラッディングしつつある。YAHOOのカテゴリは無用の長物となり、Googleの検索結果はゴミだらけだ。RSSが、そんなWeb上の情報を整理する一つの手段と成り得てきた。




 RSSの真髄は、誰もが同じ構造で純粋に情報のみを発信する為の仕組みである、というところにある。デザインも何もかも含めて好き勝手に記述されたHTMLではない、ということだ。

 情報は探しやすく、分析しやすく、再利用しやすい形で発信されるのが望ましいし、HTMLが規格化された当初は、その「文書情報を構造化する」意味が十分考えられていた。だが現状のHTMLは拡張され過ぎている。情報量が膨大過ぎて、無名ながら良質な情報にたどり着くことが非常に困難になってしまっているのだ。

 皮肉なことに、ロングテールというバズワードを生み出したWebは、自身のロングテールを活用しきれていない。RSSしかり、microformatsしかり、文書の構造化と意味付けはWebのポテンシャルを引き出す上で非常に重要な役割を担っている。

 一つ面白いのは、どんなに可能性を秘めていていようと、Webという世界の方向性はユーザが定めていく、という原理が働いていることだ。先のHTMLが肥大化した例も、ユーザが望み、それをブラウザが実装したからこそという経緯があるし、IT Mediaの記事でも似たようなことは触れられている。

 メディア・パブさんで、RSSを部分配信から全文配信に形態を変えたという例をあげられていたが、こういう動きが広がることで、Webの方向性がだんだんと定まっていくことになる。

 Tim Berners-Lee が提唱した Semantic Web は、ゆっくりと、確実に進んでいるようだ。
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by tkt33 | 2006-12-12 19:08
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