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by tkt33
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カテゴリ:日本昔話( 2 )
王子の狐
 王子に扇屋という店があって、一度食べてみたいそこの名物が『玉子焼き』だ。

続きを読む...『王子の狐』
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by tkt33 | 2005-04-14 17:51 | 日本昔話
ねずみの婿とり
 あるところに、たいそう裕福なねずみの一家がおりました。一家は娘を授かると、「天下に並ぶものの無い婿をとらせよう」と考えました。
 「太陽は常に世界を照らしている。太陽こそ婿にふさわしい。」
 そう考えたねずみは太陽に言いました。
 「太陽さん、あなたは天下一です。是非とも娘の婿に来てください。」

 しかし太陽は言いました。
 「確かに私は世界を照らすことができる。だがひとたび雲がたちこめれば、その光は遮られてしまう。雲を婿にするといい。」
 「確かにそうだ」
 そう思ったねずみは、雲が出るのを待つと、早速雲にその話をしました。

 そうすると雲は言いました。
 「私は日の光を隠すことは出来るけど、ひとたび風に吹かれてしまえば、すぐに飛ばされてしまうよ。風を婿にするといい。」
 「そうかもしれない。」
 ねずみは、吹く風に向かってまた話をしました。

 今度は風が言いました。
 「私は雲を吹き飛ばすことはできても、家を倒すことはできません。家を婿にしなさい。」
 「そうしようか」
 ねずみは家に向かってまた話をしました。
 
 家は言いました。
 「私は風に倒されることはないけど、ねずみにかじられるとたちまち穴が開いてしまうよ。」

 ねずみは考えました。

 「そうか、そうするとねずみが天下一だ」

 ねずみの一家の娘は、ねずみを婿にとって幸せに暮らしたそうです。
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by tkt33 | 2005-01-07 17:37 | 日本昔話
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