TBSと楽天の騒動が今後の提携協議の締結という所に落ち着いたらしい。楽天の言い分はわかるが、TBSもあまり面白くはないようで、一般大衆としてはどうしてもフジテレビとライブドアの一件と同じように見えてしまう。
アライアンスを組むことは同棲することと似ていて、ある程度の信頼関係の構築と、互いの育ちの違いの認識が前提条件のようなものとなっている。当然企業にも育んできた文化があるわけで、楽天も今でこそあの認知度だが創業は97年だ。TBSも、タイムワーナーとAOLの二の舞を演ずることを避けるだろう。
今回の件にしてもそうだが、放送と通信の融合というのにはやはり時間がかかりそうだ。インデックスを中心に、ワンセグから徐々に「融合」が始まっていくのではないだろうか。