先日またもや、Googleの新サービス
Google Trendsがリリースされた。
入力されたキーワードに対して、2004年以降どれだけのクエリが投げられたか、ということをグラフ化して教えてくれるサービスだ。
●weblogic ●websphere
Google Trends,マーケッター必須のツールに あたりでも言及されている通り、グローバルな市場調査には非常に役立ちそうなサービスだが、国内でも同じ事が言えるだろうか。現状はそうでもないだろう。
YAHOOとGoogleの利用者数に殆ど差がない米国に対し、日本国内では依然YAHOOの利用者数がGoogleの倍近く存在する。マーケティングが全数調査である必要はないが、Googleの抱える利用者に偏りがあれば意味はない。市場のデファクトスタンダード(正しい言葉か、という話は置いておいて)はYAHOOであり、Googleはある種のセグメントを抱えているだけに過ぎないかもしれないということだ。
Google Trends を使用して消費者の嗜好を知ろうとするのは、動物は夢を見るのか、といった思考実験に似ている。
被検索回数が意味するところ で言及されているFirefoxとIEのクエリ結果がわかりやすい例だ。
要は「面白そうだけどね」という話。
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